鋳造への思い


「ミスをミスで終わらせない」

YAMAGUCHI   山口さん

  • 砂型の工程操作担当者
  • 入社5年目
  • 鋳造3部のリーダー

Fujimoto

山口さん
YAMAGUCHI

砂型の工程を担当しています。カルモで5年目。それまでは営業でした。今鋳造3部のリーダーです。
自分で作業もしつつ、納期管理・品質管理にも注力しています。


一つひとつの作業を丁寧に

砂型の工程を担当しています。木型に砂を詰め、金属用の鋳型を作る仕事です。
仕事をする上で私が気をつけていること。それは自分の作る製品が、人の命にかかわる製品だと常に意識することです。
例えばカルモ鋳工では電車や自動車の部品を作っています。そうした製品に欠陥があれば、大惨事に繋がるかもしれない。それをいつも肝に銘じて
います。仕事にはスピードが求められますが、それだけでなくて正確さや丁寧さも心掛けています。

fujimoto

正直なところ、ミスが起こらない訳ではない。今グループのリーダーとして部下の面倒を見ていますが、検査の段階で不良品が見つかって、報告が
入ることもあります。そんな報告があったら、グループのメンバーを集めます。
「不良品が出た。どこが悪いかわかるか」そう問いかけるためです。ミスが起こること自体は仕方がない。
そのために、入念な検査を行っている訳ですから。大事なのは、ミスをミスで終わらせないこと。「どこでミスが起きたのか、なぜそのミスが起き
たのか」それをしっかり考えて、次のミスを減らすことが大事なのです。
 メンバーはそれぞれが考えた答えを言ってくれます。彼らの答えが合っていることがあれば、違うこともある。「確かにそこもよくないけど、一
番ダメなのはそこじゃない」そんなこともあります。そういう時にはきちんと教えます。
「ここが一番問題だ。なぜそれが起きたのか」そうやって、少しずつミスを減らしていきます。

部下に教えるためには、自分が一番詳しくなくちゃならない。だから、私自身も知識を蓄えようと必死です。でも、そういう過程があってこそ、
丁寧かつ素早い仕事ができるようになるんです。

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